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老後の蓄えはいくら必要か パート2

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引き続き『老後への蓄えはいくら必要か』についてお伝えしました。

 

前回はリタイア後何年ぐらい生きることを想定しておいたほうが良いのかということを平均余命表から計算しましょうとお伝えしました。

 

期間が分かったら次に年間いくらぐらい不足するのかを考えてみましょう。

 

まず考えなくてはいけないのは公的年金がいくらぐらいもらえるのかということです。

 

もらえる年金は現役時に働いていた形態により変わります。

自営業者であれば国民年金になり、会社員は厚生年金で公務員の方は共済年金になります。(公務員の共済年金は平成27年10月で厚生年金と一元化しました)

 

厚生年金の平均受給額は月額で14万8千円になります。

※平成25年厚生労働省 厚生年金保険・国民年金事業の概況より

 

とするならば夫の年金は月に約15万円

妻は専業主婦で年金は月に約7万円

夫婦合わせると約22万円ぐらい年金が月にもらえるのであれば妥当かと思います。

 

では収入の見込みが出たので支出はどれぐらいあるのかを確認しましょう。

老後の生活資金は最低で月に22万円。ゆとりある生活だと35万円必要と言われています。

生命保険文化センター生活保障に関する調査 平成25年度

 

最低限の生活をするならば22万円-22万円=0万円で公的年金だけでも足りる計算になりますね。安心ですね!

 

ゆとりある生活を希望するならば35万円-22万円=13万円は月に不足します。

 

13万円×12カ月×65歳からの平均余命(25年)=3900万円

という計算ができます。

ゆとりある金額でなくても生活費の補てんとして2000万円ほどは準備はしたいですね。

 

老後の年金は今もらっている方の金額の平均であるということなので今の30代、40代の方が将来もらえる金額として考えるのには少し不安が残ります。

 

自分がもらえる金額を確ちぇかめる為には毎年誕生月に送られてくる年金定期便は必ずチェックしましょう。

年金定期便の見方はまた別の機会でお伝えもします。

 

次回は生活費以外で何を準備しなければならないのかをお伝えします。